【タイ】中国~マレーシアの鉄道貨物輸送、レオが開始

【亜州ビジネス編集部】

タイの物流会社レオ・グローバル・ロジスティクスは28日、中国四川省からマレーシアまでの鉄道貨物輸送を開始したと発表。所要日数は15日で、海路の半分で済むという。初列車はコンテナ30個を積んで同省成都市を出発した。ラオスとタイを経由してクアラルンプール近郊のクラン港に新エネルギー車(NEV)や液晶ディスプレー(LCD)、化学品などを運ぶ。

合弁会社のランチャン・エクスプレスを通じて事業を手掛ける。中国企業の中鉄集装箱(CRCT)と提携し、CRCTが中国国内の輸送を担当した。タイ・マレーシアは中国・ラオスと線路の幅が異なるため、ラオスのビエンチャンで貨物の積み替えが行われる。

ランチャンは昨年設立。レオのほか、タイとマレーシアの越境鉄道輸送サービスを手掛けるシートラン・ロジスティクスなどが出資している。


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