【亜州ビジネス編集部】
電動バイクメーカーのiモーター・マニュファクチャリングは、2024年の販売台数目標を1万2000台に設定したと発表した。売上高は約7億7000万バーツを目指す。うち国内販売が85%、輸出が15%を占めると見込む。
このほど「iモーター」ブランドの新モデル「サンダー」を発表した。出力3キロワット(kW)のモーターを搭載し、最高時速は80キロメートル。1回の充電で110キロメートル走行できるとしている。最低価格は5万9000バーツ。ガソリン車に匹敵する走行性能やアフターサービスを提供し、電動バイクの普及拡大を後押しする。
東南アジアを中心に海外販売も本格化する。これまでにシンガポール、ベトナム、ラオス、フィリピン、スリランカで販売代理店契約を締結した。今後2年以内に少なくとも2~3モデルを開発・投入する目標。欧州でも年内に販売を開始する準備を進めている。