【亜州ビジネス編集部】
三菱電機傘下で業務用空調事業を手掛ける三菱電機ハイドロニクス&アイティークーリングシステムズ(本社:イタリア)は、香港系同業と合弁で南部ロンアン省に業務用空調機器の工場を開設した。三菱電機ハイドロニクスにとって東南アジア初の生産拠点となり、域内向けの供給拠点とする。
先月24日に操業を開始。フックロン工業団地に立地し、建屋面積は5000平方メートル。香港系チャットユニオンと合弁のクリマベネタ・チャットユニオン・リフリジェレーション・イクイップメント・ベトナムを通じて運営する。
三菱電機は2016年にイタリアの業務用空調会社デルクリマを完全子会社化し、同社の子会社2社を合併して三菱電機ハイドロニクスを設立した。三菱電機ハイドロニクスはイタリアとインド、中国に計12工場を構えている。