【亜州ビジネス編集部】
運輸省陸運局の集計によると、2024年5月の電気自動車(EV、7人乗り以下の乗用車のみ集計)の国内新車登録台数は前年同月比5.2%減の5270台だった。ブランド別では、中国EV最大手の比亜迪(BYD)が4.2%減の1939台でシェア36.8%を占め、11カ月連続で首位だった。
2位以下
◆中国・上海汽車の「MG」=23.2%減の781台
◆中国・長安汽車の「深藍(ディーパル)」=711台(23年11月に市場参入)
◆米テスラ=64.2%減の384台
◆中国・合衆新能源汽車の「ナタ汽車(NETA)」=46.8%減の365台
◆中国・広汽埃安新能源汽車(AION)=304台(23年8月に市場参入)
◆中国・長城汽車の「欧拉(オーラ)」=31.9%減の293台
◆スウェーデンのボルボ=36.4%増の240台
◆独BMW=36.0%増の121台
モデル別では、BYDの小型スポーツ多目的車(SUV)「ATTO3」(850台)が最も多く、前月に首位だった長安の「S07」(633台)は3位に後退した。一方、現地生産モデルの納車を4月に開始したMGの「MG4エレクトリック」(623台)は4位だった。
1~5月のEV新車登録台数は前年同期比29.0%増の3万840台。ブランド別では下記の順に多かった。
◆BYD=1万2842台
◆MG=4325台
◆ナタ汽車=3551台
◆深藍=2382台
◆テスラ=1896台
◆AION=1617台
◆欧拉=1300台
◆ボルボ=1023台
◆BMW=719台