【ベトナム】アスザックが新工場稼働、半導体向け材料の生産強化

【亜州ビジネス編集部】

半導体向けファインセラミックス製品の生産などを手掛けるアスザック(本社:長野県高山村)は18日、南部ビンズオン省で建設を進めていたベトナム第3工場が今月下旬に本格稼働を開始すると発表した。投資額は10億円。生産能力を現状から3割増強し、世界的に拡大する需要を取り込む。

ミーフオック第2工業団地の敷地1万2778平方メートルに建設した。延べ床面積は6155平方メートル。新たに約150人の雇用を予定する。アルミナファインセラミックス製品を中心に増産し、半導体やフラットパネルディスプレー(FPD)業界の需要に応える。

同社は2000年にベトナムに進出。第1工場は同省のベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)、第2工場はミーフオック第2工業団地に構えている。


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