【中国】21日まで「工作機械展」開催、北京順義館に1000社出展

【亜州ビジネス編集部】

北京市の中国国際展覧センター(順義館)で工作機械の展覧会が開催中だ。16回目を迎えた「中国国際機床工具展覧会(CIMES 2024)」は、17~21日の5日間にかけて開催される。中国、ドイツ、スイス、米国、日本、韓国など12カ国・地域の約1000社が出展した。会場の総面積は7万平方メートルに及ぶ。経済日報などが伝えた。

今回のキーワードは「高度装備、精密製造、スマート製造」、テーマは「デジタル未来と技術革新」に定められている。高度なスマート装置、先進的なデジタル応用技術、精密製造工程などの革新的なソリューションが包括的に紹介された。25件のイベントも同時開催される。

金属切削装置、特殊加工装置、板金成形装置、切削工具、測定器具、工作機械付属品、産業自動化、スマート工場などが展示された。具体的な展示内容の比率は、金属切削装置が全体の31%、金属成形・レーザー加工装置が23%、切削工具が17%、機能部品・付属品が11%、産業測定装置が約10%、自動化統合型装置が8%を占めている。前回の2020年に比べて、出展企業数は全体的に増加した。特に金属切削とレーザー加工の分野が全体の過半に拡大している。

専門性、精度、特殊性、革新性などに焦点を当て、産業の新たな発展戦略とアイデアを共に模索し、工作機械工具業界の持続可能な発展に向けて新たな方向と経路を探求する狙い。CIMES 2024は中国機械工業集団有限公司、中国機械国際合作股フン有限公司、中国機床総公司が主催し、中国機械国際合作股フン有限公司と北京国機展覧有限公司が運営している。


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