【タイ】商業施設の業界団体、加盟企業が事業拡大18件

【亜州ビジネス編集部】

商業施設(SC)運営などの12社が加盟するタイ・ショッピングセンター協会(TSCA)は、2030年までに加盟企業が計18件の事業拡大に総額1520億バーツを投じると明らかにした。雇用促進などにつながるとしている。18日付クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。

加盟企業が運営するSCの数は現在90カ所。総床面積は1500万平方メートルで、国内全体のSCの50%を占める。雇用者数は22万人を超える。

同協会はこのほか、所得控除による消費刺激策を毎年1回以上実施するよう政府に提言。年初に実施した際には500億バーツ以上の経済効果が見られたという。また、環境に配慮するため、エアコンの設定温度を1度高めることで協力。太陽光発電によるクリーンエネルギーの利用も促進する。

同協会の主な加盟企業

◆流通大手セントラル・グループの不動産開発・運営会社セントラル・パタナー(CPN)

◆百貨店大手のザ・モール・ショッピング・コンプレックス

◆SC運営のサイアム・ピワット

◆SC運営のシーコン・デベロップメント


亜州ビジネスASEAN
https://ashu-aseanstatistics.com/

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