【亜州ビジネス編集部】
マレーシア自動車協会（MAA）が発表した2024年5月の国内新車販売台数は、前年同月比8.7％増の6万8665台だった。前年を上回るのは2カ月連続。前月比では18.4％増で、ラマダン（断食月）明け休暇で営業日が少なかった4月の反動が出た。各紙が伝えた。
車種別では、乗用車が前年同月比11.4％増の6万2862台、商用車が13.5％減の5803台だった。1～5月の販売台数は前年同期比8.3％増の32万8901台。乗用車は11.1％増の30万1109台、商用車は14.7％減の2万7792台。
一方、5月の生産台数は前年同月比14.2％増の7万4174台と、4カ月ぶりに7万台を上回った。乗用車は16.1％増の7万132台、商用車は10.9％減の4042台だった。1～5月の生産台数は12.2％増の34万1500台。乗用車は13.3％増の32万3188台、商用車は5.0％減の1万8312台だった。
MAAは、6月の販売が5月の水準を維持すると予想。24年の年間販売台数については前年比7.5％減の74万台と予想している。
