【ベトナム】建設DXのスパイダープラス、ユアテック子会社と協業

【亜州ビジネス編集部】

建設業向けDX(デジタルトランスフォーメーション)サービスのスパイダープラス(本社:東京都港区)は26日、東北電力系のユアテックの子会社で設備エンジニアリング大手のシグマ・エンジニアリング(本社:ハノイ市)と協業すると発表した。自社DXサービスのベトナム市場向けローカライズ開発を強化し、販売拡大を図る。

シグマが請け負う建設現場にスパイダープラスのDXサービスを導入し、現場の意見を収集して独自機能の開発も視野に入れたローカライズ開発を進める。中長期的にはシグマの全ての現場に導入し、同社が請け負う現場を起点に拡販体制を構築する。

スパイダープラスは建設現場の図面や写真を一元管理できるアプリを開発・販売している。ベトナムの日系建設会社などへの販売を強化するため、今年3月に現地法人のスパイダープラス・ベトナムをハノイ市に設立していた。

シグマは2005年設立。国内全域で電気設備や空調設備、給排水衛生設備、消火設備などの総合的なエンジニアリングサービスを提供している。21年にユアテックが買収し、完全子会社化した。


亜州ビジネスASEAN
https://ashu-aseanstatistics.com/

この記事をSNSでシェア!


一番上へ戻る