【亜州ビジネス編集部】
中国企業が中央アジアに設置した最大の太陽光発電事業プロジェクトが6月28日に全面稼動した。総容量は1000MW(100万kW)相当に上る。中国電力建設傘下の中国電建集団海外投資有限公司がウズベキスタン南西部のブハラ州、同国南部のカシュカダリヤ州に5000MWずつ設置した。中央アジア地域の再生可能エネルギー源の開発に貢献する。毎日経済新聞などが7月3日付で伝えた。
毎年24億kWhを発電し、二酸化炭素(CO2)約240万トンの排出を省く。天然ガス約5億2000万立方メートルの消費が削減されると試算した。
中国の「一帯一路」政策を推進する。建設期間に約1600人を現地雇用した。