【タイ】森トラスト、首都郊外の高級戸建て開発事業に参画

【亜州ビジネス編集部】

不動産開発の森トラスト(本社:東京都港区)は8日、同業の地場メジャー・デベロップメントがバンコク東郊で進める高級戸建て住宅分譲開発事業「モルトン・ゲーツ・クルンテープ・クリーター2」に参画すると発表した。事業会社に49%を出資。バンコク東郊のクルンテープ・クリーター地区の敷地約2万7000平方メートルに高級戸建て住宅を44戸建設する。森トラストが東南アジアの事業に投資するのは初めて。

1億3667万バーツを投じて、メジャーの事業子会社MMレジデンシズの株式49%を取得した。取締役2人を送り込む。株式の残り51%はメジャーが保有する。

同事業は敷地面積2万7000平方メートル。1戸当たりの面積は400~600平方メートルで、プールやコワーキングスペースなど共用施設も充実させる。来年中にも販売を開始し、総売上高は約90億円を見込む。郊外で高まる住宅需要を取り込む。


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