【亜州ビジネス編集部】
ベトナム自動車工業会（VAMA）が10日発表した2024年6月の国内新車販売台数（一部企業除く）は、前年同月比11.7％増の2万6575台だった。前年同月を上回るのは3カ月連続となる。
内訳は乗用車が15.1％増の1万9944台、商用車が1.2％増の6419台など。国内生産車は16.3％減の1万2962台、輸入車は63.8％増の1万3613台だった。
VAMA会員企業の販売台数は0.5％増の2万1996台。ブランド別ではトヨタが1.7％増の5178台で首位となり、これに米フォード、三菱自動車、韓国・起亜、マツダが続いた。なおVAMA非加盟の韓国・現代自動車の販売台数は5047台となり、VAMA首位のトヨタをやや下回った。
上半期は2％減
上半期の新車販売台数（一部企業除く）は前年同期比1.8％減の13万4884台。内訳は乗用車が3.0％減の9万7295台、商用車が1.6％増の3万6441台など。国内生産車の販売は14.7％減の6万7849台、輸入車は16.0％増の6万7035台だった。
VAMA会員企業の販売台数は5.7％減の11万5651台。ブランド別ではトヨタが16.1％減の2万2338台で最も多く、これにフォード、三菱自、起亜、マツダが続いた。VAMA非加盟の現代自は13.0％減の2万4381台で、VAMA首位のトヨタを上回った。
