【フィリピン】6月の新車販売8%増、28カ月連続でプラス

【亜州ビジネス編集部】

フィリピン自動車工業会(CAMPI)とトラック製造者協会(TMA)が集計した2024年6月の新車販売台数は、前年同月比7.6%増の3万9088台だった。前年同月を上回るのは28カ月連続。需要の高まりで乗用車、商用車とも販売増が続いている。各紙が伝えた。

乗用車が18.3%増の1万628台と引き続き2桁のプラス。商用車は4.2%増の2万8460台で、前月から伸びが加速した。ただ、商用車のうち主力のスポーツ多目的車(SUV)を含む小型商用車(LCV)は、5.6%減の2万352台と前月に続き落ち込んだ。ブランド別では首位トヨタが10.5%増の1万8093台でシェア46.3%を占め、2位の三菱自動車は7453台だった。

1~6月
1~6月の全体の販売台数は前年同期比11.8%増の22万6279台。乗用車が17.8%増の5万9875台、商用車が9.8%増の16万6404台だった。ブランド別では首位トヨタが11.5%増の10万4350台でシェア46.1%を占め、2位の三菱自は4万2599台、3位の米フォードは1万4460台で続いた。


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