【亜州ビジネス編集部】
再生可能エネルギー発電のスーパーエナジー・コーポレーション(SUPER)は15日、ミネベアミツミと合弁で中部アユタヤ県に太陽光発電会社を設立すると発表した。発電した電力を需要家に直接販売する「コーポレートPPA」事業を手掛けるとしている。
ミネベア・スーパー・ソーラーパワー(MSSP)を設立する。資本金は10億8700万バーツで、出資比率はミネベアミツミの現地法人NMBミネベア・タイが60%、スーパーが40%とする。
ミネベアミツミは今年5月、タイで太陽光発電事業を行うと発表。計145メガワット(MW)の発電所を建設し、同国内の自社の事業で使用する電力の50%以上を賄えるようにすると表明していた。同社はタイで中部アユタヤ県や同ロッブリ県に工場を構えており、既存の太陽光設備の総出力は16.5MWに上る。