【亜州ビジネス編集部】
スズキの子会社で四輪車事業のスズキ・モーター・タイランドは、来年以降にハイブリッド車（HV）と電気自動車（EV）を計4モデル投入する計画を明らかにした。競争力のある車両を投入し、需要を取り込むとしている。
同社の224年1～6月の販売台数は前年同期比54％減の3791台だった。国内市場は24％減の30万7995台に縮小。景気減速に伴う家計債務の増加で金融機関がローンの審査を厳格化したことが背景にある。
スズキは6月、東部ラヨーン県の四輪車工場を25年末までに閉鎖すると発表した。以降はインドネシアや日本、インドの拠点からの完成車輸入に切り替える。
