【タイ】カシオが東北工場に太陽光、丸紅が設置運営

【亜州ビジネス編集部】

カシオ計算機は24日、東北部ナコンラチャシーマ県の工場に屋根上設置型の太陽光発電設備を導入すると発表した。丸紅が設置・運営し、工場が電力を買い取る。出力は999.18キロワット(kW)。来年2月の稼働開始を予定し、その後は現地で消費する電力の1割が再生可能エネルギー由来となる。

工場運営の子会社カシオタイが丸紅傘下の丸紅グリーンパワーアセット2タイランドとの間で電力購入契約を交わした。太陽光発電の導入により、年間消費電力1万2000メガワット時(MWh)の1割が再エネ由来となるほか、二酸化炭素(CO2)排出量を年618トン削減できると見込む。

カシオタイは腕時計「Gショック」や関数電卓などを生産している。


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