【ベトナム】アドソル日進、中部ダナンの開発拠点を拡張移転

【亜州ビジネス編集部】

システム開発のアドソル日進(本社:東京都港区)は7月31日、中部ダナン市のオフショア開発拠点を移転・拡張したと発表した。拡張により、ベトナムでの情報通信技術(ICT)システム開発人員を早期に1000人体制とする目標を推進。その基盤となる高度IT(情報技術)人材の育成も加速する。

20%出資する地場系スタートアップ、テックゼン(本社:中部ダナン市)を中核とする「ダナン開発センター」を移転し、7月10日に開所式を行った。床面積は約1000平方メートルで、顧客・開発案件ごとに専用の開発スペースを設置。提携する国立ダナン大学を中心としたインターン生を常時受け入れ、高度IT人材の育成にも取り組む。

テックゼンはアドソル日進出身のベトナム人起業家が、同社の外国籍社員向け起業支援制度を活用して2022年に設立。アドソル日進から開発を受託しており、昨年11月には資本業務提携を交わして20%の出資を受けた。


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