【亜州ビジネス編集部】
三井E&Sは1日、南部ドンナイ省で建設中のフオックアン港に設置される荷役クレーン21基を受注したと発表した。岸壁用コンテナクレーン5基と環境対応型のタイヤ式電動門型クレーン16基を7月に受注。9月に納入予定のそれぞれ4基、9基を合わせ、同港向け受注は計34基となった。
国営ベトナム石油ガスグループ(ペトロベトナム)傘下で同港を開発運営するペトロベトナム・フオックアン・ポート・インベストメント&オペレーション(PAP)から受注した。フオックアン港は同省初のコンテナターミナルで、省内に建設中のロンタイン国際空港とホーチミン市中心部の中間に位置することから、同国最大級の物流拠点になると期待されている。1日付ザオトン(交通新聞)によると、同港は9月末の操業開始を予定している。