【亜州ビジネス編集部】
めっき処理薬品・装置を扱うJCU(本社:東京都台東区)は、東部チョンブリー県に新工場を建設すると発表した。土地取得も含め総額33億円を投じる計画。現地でのプリント基板(PCB)需要の拡大に対応する。県内で操業中の既存工場については、新工場に順次移転する。
完全子会社のJCU(タイランド)が土地を取得し、新工場を建設する。敷地面積は2万2000平方メートル。2027年度の完成を予定する。同子会社は06年設立で資本金1億500万バーツ(約4億3000万円)。めっき薬品・装置を生産販売している。
JCUは東南アジアでベトナムとインドネシア、マレーシアにも拠点を構えている。マレーシアでは昨年5月、電子産業が集積するケダ州クリムに販売会社を開所した。