【亜州ビジネス編集部】
いすゞ自動車と三菱商事は23日、タイで電池交換式の電気自動車（EV）の導入に向けた実証事業を行うと発表した。いすゞが昨年発表した電池交換所の実機を使用。商用車分野で電池交換式EVの普及拡大を図ると共に、電池交換所での再生可能エネルギー活用を推進する。
日本の経済産業省の「令和5年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」の対象事業に採択された。両社合弁の泰国いすゞ自動車などを通じて2025年度から実証事業を行う。電池交換式のEVは電池切れの際に充電の待ち時間が発生しないうえ、電池単独で管理できることから再エネの効率利用につながるといったメリットがある。
