【亜州ビジネス編集部】
タイ証券取引所(SET)は、SETと2部市場(MAI)に上場する企業の2024年上半期の売上高合計が前年同期比6.3%増の8兆9648億8300万バーツ(約37兆9800億円)だったと発表した。合計の営業利益は18.7%増の9227億3600万バーツ、純利益は9.7%増の5193億1200万バーツ。外国人観光客の増加などを背景に、観光関連企業の業績が特に好調だった。
不動産投資信託(REIT)などを除く上場856社のうち、819社が同期の決算書を提出済み。最終黒字を計上した企業は全体の77.1%を占めた。業種別では、食品・飲料や観光・レジャー、通信などが好調だった。
MAIに上場する企業の合計は、売上高が7.7%増の1042億9600万バーツ、営業利益が44.8%増の83億5200万バーツ、純利益が80.5%増の61億100万バーツだった。