【亜州ビジネス編集部】
JR西日本は8月30日、運輸省傘下の鉄道技術研究開発機構（RTRDA）との間で技術支援に関する協力覚書を交わしたと発表した。安全対策・予防保全などの技術提供に向けて情報交換や共同研究、人材育成などを推進し、技術基準の開発にも協力する。タイで自社製品・技術の有効性確認や製品展開を図る。
JR西日本はRTRDAに対し、昨年10月から安全対策・予防保全に関する技術の提案を行っており、RTRDAが技術の活用や連携に前向きであることから、今回の覚書締結に至った。今後は安全性やメンテナンス効率を高めるための意見交換や、タイ国内でのJR西日本の技術の実証実験などを行う。
