【タイ】トヨタが首都東郊にEV充電所、国営石油と提携

【亜州ビジネス編集部】

タイ国トヨタ自動車(TMT)は3日、バンコク東郊のバンナー地区に電気自動車(EV)の充電所を設けたと発表した。国営石油PTT傘下で給油所運営などを行うPTTオイル・アンド・リテールビジネス(PTTOR)と提携し、自社の顧客交流施設「トヨタ・アライブ」前に開設。脱炭素や、EVの利便性向上に貢献する。

出力120キロワット(kW)の直流(DC)式と、22kWの交流(AC)式のコネクターを2個ずつ設けた。1kW当たりの料金はピーク時が7.7バーツ、オフピーク時が6.0バーツ。PTTORの充電アプリで事前予約できる。

充電中の待ち時間に施設を利用できる。施設では車両の展示や技術・サービスの紹介を行うほか、試乗用のコースや共有オフィス、ユーチューバー向けの撮影スタジオ、飲食店などを備えている。

トヨタはタイで2022年にEV「bZ4X」を発売。ほかに「レクサス」ブランドでもEVを投入している。


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