【亜州ビジネス編集部】
運輸省陸運局の集計によると、2024年8月の電気自動車(EV、7人乗り以下の乗用車のみ集計)の国内新車登録台数は前年同月比5.9%減の6202台だった。ブランド別では、中国EV最大手の比亜迪(BYD)が53.0%増の3452台でシェア55.7%を占め、14カ月連続で首位だった。
2位以下
◆中国・上海汽車の「MG」=500台
◆中国・長安汽車の「深藍(ディーパル)」=478台
◆米テスラ=451台
◆中国・合衆新能源汽車の「ナタ汽車(NETA)」=316台
◆中国・広汽埃安新能源汽車(AION)=288台
◆スウェーデンのボルボ=219台
◆中国・長城汽車の「欧拉(オーラ)」=192台
◆独BMW=114台――などが続いた。
BYDは主力の小型ハッチバック「ドルフィン(海豚)」が2046台、スポーツ多目的車(SUV)「ATTO3」が1282台で、共に前月から販売を伸ばした。
1~8月のEV新車登録台数は前年同期比11.6%増の4万8167台。
ブランド別
◆BYD=2万789台
◆MG=6182台
◆ナタ汽車=4594台
◆深藍=4145台
◆テスラ=2988台
◆AION=2894台
◆欧拉=2045台
◆ボルボ=1789台
◆BMW=1135台――の順に多かった。