【亜州ビジネス編集部】
タイ投資委員会(BOI)は10日、今月4~6日に東部地域で開催した工業用部品メーカーの展示会「サブコン・タイランド~ジ・イースト2024」で、669組の商談が成立したと発表した。契約額は28億バーツ以上。うち中国の商用車メーカー、北汽福田汽車(フォトン)などと協力して開催した商談会「フォトンCP・ソーシング(調達)デー」では46組、5億バーツ以上が成立した。
東部の経済特区「東部経済回廊(EEC)」域内でのサブコン開催は今年で3回目。今回は対象をEEC域内から東部全域に広げた。政府が投資促進を図る重点産業のサプライチェーン(供給網)の構築を支援し、タイが東南アジア地域の部品生産・調達拠点になることを目指す。
会場はチョンブリー県の展示会場「パタヤ・ノンヌット・インターナショナル・コンベンション&エキシビション・センター(NICE)」で、5229人が来場した。来年は9月3~5日の開催を予定している。一方、「サブコン・タイランド」は5月14~17日にバンコク東部の展示会場「バンコク・インターナショナル・トレード&エキシビション・センター(BITEC)」で開催を予定する。