【亜州ビジネス編集部】
中国の製造業企業数が増え続けている。エリア別で東部地域は産業の集中度と産業チェーンの成熟度が高く、製造業企業の総数が最も多い。中部地域は東から西へ、南から北への地理的な利点を擁し、製造業企業の増加率が最も高まった。中国製造業企業の規模と品質は段階的に向上し、国の政策が経済構造の最適化とアップグレードを推進している。国家市場監督管理総局が23日に報告した内容として、中国政府系メディアが伝えた。
製造業企業の総数は、今年8月末時点で全国603万社に拡大している。2023年末比で5.53%増加した。うち戦略性新興産業は6.35%増の51万5300社を数え、製造業企業全体の8.55%を占めている。
エリア別の製造業企業数は、東部地域が387万2000社(中国全体の64.21%)に達した。うち広東、浙江、江蘇、山東、河北の五省は合計339万500社に上り、中国の製造業企業総数の56.22%を占めている。
中部地域の製造業企業総数は、23年末比で6.55%増の113万3900社(中国全体の18.80%)を数えた。うち今年1~8月の新設企業は6万9700社に上る。
西部地域の製造業企業総数は5.23%増の75万5900社(中国全体の12.54%)。うち1~8月に3万7600社が新設された。
東北地域の製造業企業総数は3.87%増の26万8300社(中国全体の4.45%)。うち1~8月に9900社が新設されたという。