【シンガポール】人口が600万人突破、外国人労働者の増加で

【亜州ビジネス編集部】

首相府傘下の国家人口人材局(NPTD)によると、国内の人口は2024年6月末時点で604万人となり、1年前から2%増加した。600万人を超えるのは初めてで、外国人労働者の増加が特に寄与した。

内訳をみると、シンガポール人は364万人で1年前から0.7%増加。永住権(PR)保持者は1.2%増の54万4900人、非居住者は5.0%増の186万人だった。非居住者の中では就労許可保持者が最も増加し、これに外国人メイドが続いた。

シンガポールの人口は2019~24年の5年間に年率1.1%で成長。それまでの5年間の0.8%を上回るペースで増えている。一方、市民の少子高齢化が進んでおり、23年の出生率は0.97と過去最低を記録。年齢中央値は43.4歳で、人口に占める65歳以上の割合は19.0%だった。この割合は30年には24.1%に達する見通しとなっている。


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