【カンボジア】ミネベアミツミ、カンボジア第2工場を着工

【亜州ビジネス編集部】

ミネベアミツミは9月30日、カンボジア西部ポーサット州で機械加工部品の新工場を着工したと発表した。国内2カ所目の生産拠点として2026年3月期中に一部稼働を開始する予定。ベアリングを組み込んだ自動車や産業機械向け部品の生産能力を増強し、市場拡大に対応する。

クラコー郡の敷地50万平方メートルに工場を設ける。同郡では現地企業と共同で出力50メガワット(MW)規模の太陽光発電所を建設中。26年1月までに稼働開始予定で、自社の既存工場と将来の工場拡張で必要となる電力を全て再生可能エネルギーで賄えるようにする。

同社は11年にプノンペンでカンボジア第1工場の操業を開始し、ベアリングや小型モーターなどの電子部品を製造。これまでも需要拡大に応じて工場棟を増設してきた。第1工場の従業員数は今年6月末時点で約7700人に上る。


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