【シンガポール】メニコン、同業オキュラスから域内3カ国の販社買収

【亜州ビジネス編集部】

コンタクトレンズ大手のメニコンは1日、シンガポール同業のオキュラスから東南アジアの販売会社3社を買収したと発表した。シンガポールとマレーシア、インドネシアの販売会社の全株式を取得し、完全子会社化した。東南アジアではこれまで代理店など通じて販売していたが、コンタクトレンズ市場のさらなる伸長が見込まれることから、現地販売拠点を確保した。

先月30日に3社の全株式を取得した。メニコンは、東南アジアではシンガポールに1日使い捨てコンタクトレンズの工場を構えており、建設中のマレーシア工場も2026年3月期下期に稼働を開始する予定。今回の買収により、域内での販売と製造の両輪を確立することでさらなる事業拡大につなげる。

オキュラスはシンガポールに本社を置き、東南アジアを中心にコンタクトレンズの製造販売を手掛けている。特にカラーコンタクトレンズを主力としたブランド「フレッシュコン」の認知度が高く、2000店舗以上の販売網を持つ。


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