【亜州ビジネス編集部】
複合企業のタインタインコン(TTC)グループは5日、双日と再生可能エネルギーや農業分野での協力覚書(MOU)を締結したと発表した。再エネ分野では太陽光発電や風力発電のほか、持続可能な航空燃料(SAF)事業などでも協力を検討する。
現地法人の双日ベトナムと3日にMOUを締結した。再エネと農業、不動産、教育の4分野で協力する。不動産は住宅用のほか、工業・観光用も含まれる。
TTCは、製糖最大手のタインタインコン・ビエンホア(TTCアグリス)や、電力・エネルギー部門のザーライ電力、不動産部門のTTCランドなどを傘下に持つ。
双日はベトナム国内に関連会社25社を保有。工業団地事業のほか、コンビニエンスストア「ミニストップ」などの小売り・食品、発電所、植林・木質チップなど幅広い事業を展開している。