【インドネシア】化学商社オー・ジー、樹脂コンパウンド製販の合弁設立

【亜州ビジネス編集部】

化学品専門商社のオー・ジー(本社:大阪市淀川区)は8日、西ジャワ州に樹脂コンバウンド製造販売の合弁会社を設立したと発表した。来年1月に商業生産を開始する。家電・自動車市場の拡大などで高まる汎用樹脂コンパウンドの需要を取り込む。

合弁会社のセンジャヤ・エコカセイを5月に設立した。資本金は300万米ドルで、出資比率は◆オー・ジー=20%◆タイのグループ会社で樹脂コンバウンド製販のサイアム・エコカセイ(SEK)=20%◆インドネシアの複合企業(コングロマリット)で家電販売などを手掛けるセンジャヤ・トゥンガル・サクティ=60%――。3社が持つ知見や販売網を生かすことで、安定供給体制の構築を図る。

インドネシアでは家電・自動車市場のさらなる拡大が見込まれることに加え、2018年から国産品優先政策が実施されていることから、汎用樹脂コンパウンドの現地生産の需要が高まっているという。

オー・ジーはインドネシアでは、化学品全般の輸入販売を手掛ける現地法人OGアジア・インドネシアを2013年に設立している。


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