【亜州ビジネス編集部】
首都高速道路は、バンコクに新設した現地法人の首都高インターナショナル・タイランドが先月に営業を開始したと発表した。道路をはじめとするインフラ整備・維持管理に関する技術的なコンサルティングサービスなどを行う。
同法人の資本金は1350万バーツ。首都高は49%を出資し、残りは◆みずほフィナンシャルグループ系のMHCBコンサルティング(タイランド)が34%◆山田コンサルティンググループ系のYCキャピタルが17%――を持つ。タイや周辺国で道路インフラの老朽化対策、道路管理・交通運用の高度化などへのニーズが高まっていることから、自社の技術・ノウハウを生かして事業展開する。