【亜州ビジネス編集部】
中国自動車最大手の上海汽車集団は、2024年1~9月の自動車生産・販売台数を発表し、タイとインドネシアの現地法人の生産台数がそれぞれ前年同期比0.6%増の1万6474台、0.2%増の1万6865台だったことを明らかにした。東南アジアでは2カ国で生産しており、域内の生産台数は0.4%増の3万3339台となる。
タイでは、現地の大手財閥チャロン・ポカパン(CP)グループとの合弁会社SAICモーター―CPが東部チョンブリー県で「MG」ブランドの車両を生産。インドネシアでは、米ゼネラル・モーターズ(GM)などと合弁の上汽通用五菱汽車(SGMW)が設立したSGMWモーター・インドネシアが、ジャカルタ東郊の西ジャワ州ブカシ県チカランで工場を操業する。
上海汽車集団の1~9月の全体の生産台数は22.0%減の264万9208台、販売台数は21.6%減の264万9333台だった。