【ベトナム】三菱地所が南北2カ所に物流施設、計135億円投資

【亜州ビジネス編集部】

三菱地所は18日、南部ロンアン省と北部ハイフォン市に大型物流施設を建設すると発表した。同社としてベトナムでの物流施設開発は初となる。総投資額は約135億円。各周辺地域での製造業の投資加速や、電子商取引(EC)市場の拡大で増加が見込まれる物流需要を取り込む。

これまで日本国内で展開してきた物流施設ブランド「ロジクロス」を海外で初めて展開する。ロンアン省では、ナムトゥアン工業団地内に延べ床面積6万4500平方メートルの施設を建設。最小3000平方メートルから分割可能なマルチテナント型物流施設を3棟設ける。今月に着工済みで、来年6月に完成する。

ハイフォン市では、ディープシー・ハイフォン第2工業団地(ナムディンブー工業団地)内に2棟のマルチテナント型物流施設を建設。延べ床面積は8万8300平方メートルで、来月の着工、来年8月の完成を予定する。


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