【亜州ビジネス編集部】
大成建設は、ハノイ市で建設を進めていたオフィスビル「大成スクエアハノイ」が先月に開業したと発表した。地下4階、地上20階建てで、延べ床面積は約4万5500平方メートル。投資・開発、設計・施工から運営までを一貫して手掛けた。
事業主は現地法人の大成デベロップメント・ハノイで、設計・施工は別の現地法人のビナタインターナショナルが担当した。
市の中心部にあるホアンキエム湖から西側に約8キロメートル離れた場所に立地する。18フロアのオフィスに加え、低層部には店舗スペース、地下には駐車場を設けた。日系企業や現地企業のほか米国、フランス、韓国、台湾などの企業が入居し、業種もIT(情報技術)や半導体、サービス、製造など多岐に渡るという。店舗スペースには、日本風イタリアンレストランチェーン「ピザ4P’s」などが出店する。