【インドネシア】三菱重工、西ジャワで地熱発電所の設備改修受注

【亜州ビジネス編集部】

三菱重工業は28日、地熱発電で国内最大手のスターエナジー・ジオサーマル(SEG)から、同社が西ジャワ州で運営するダラジャット地熱発電所3号機の改修工事をターンキー方式で受注したと発表した。改修では最新鋭の蒸気タービンを納入し、出力を12.1メガワット(MW)から12.9MWに引き上げる。2026年秋の完工を予定する。

22日に関連契約の調印式を実施した。工事で使われる蒸気タービンの設計、製作、据付支援を同社の長崎造船所(長崎市)が手掛け、現地法人の三菱パワーインドネシアが現地据付工事と改修工事後の長期安定運転の支援を担う。三菱重工は2007年にも同発電所に蒸気タービンを納入している。

同社はこれまでにインドネシア国内で計40MW相当の発電設備を地熱発電所向けに納入した実績がある。


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