【亜州ビジネス編集部】
タイ投資委員会(BOI)は1日、大型事業3件を認可したと発表した。米グーグルによるデータセンター(DC)事業などで、投資総額は669億バーツに上る。
グーグルの投資認可額は327億6000万バーツ。東部チョンブリー県にデータセンターを建設し、2027年初めのサービス開始を計画する。同社にとってアジアで5カ所目のデータセンターとなる。
データセンター事業では、中国のGDSホールディングス(万国数拠服務)も認可された。チョンブリ県に建設し、26年のサービス開始を目指す。投資額は280億バーツ。
このほか、銅張積層板(CCL)世界大手の広東生益科技の生産事業が認可された。投資額は61億5000万バーツ。プリント基板(PCB)の主材料であるCCLや、絶縁材料の「プリプレグ」などを東部チャチュンサオ県で生産する。