【亜州ビジネス編集部】
東宝は、シンガポールにアジア市場向けの知的財産(IP)や映像作品のライセンス事業を手掛ける現地法人を設立したと発表した。人気映画「ゴジラ」シリーズやアニメ作品のライセンス事業を展開し、海外事業の強化を図る。
国際事業を手がける傘下の東宝グローバルを通じて、東宝エンターテインメント・アジア(TEA)を2月に設立。今月1日に業務を開始した。IP・映像作品のライセンス事業のほか、マーケティング・商品事業も担う。
既に北米では現地法人を通じてライセンス事業を展開しており、これまで日本国内や北米で培った知見を生かして、市場開拓の余地が大きいアジア事業を強化する。