【亜州ビジネス編集部】
日清オイリオグループは、現地子会社のインターコンチネンタル・スペシャルティー・ファッツ(ISF)が都市ガス事業の地場ガス・マレーシアからバイオメタンガスを調達すると発表した。再生可能エネルギーの使用で脱炭素化を推進する。
ガス・マレーシア子会社のガス・マレーシア・エナジー・アンド・サービスとの間で契約を交わした。調達するガスはアブラヤシの搾油で発生する排水から回収されたもの。天然ガスの代わりに使用することで温暖化ガス排出削減に貢献できる。
ISFは1980年設立。首都圏セランゴール州クランを本拠にパーム油脂と特殊油脂を生産販売している。従業員数は約700人。