【亜州ビジネス編集部】
商務省の集計によると、2024年1~9月のタイのペットフード輸出額は806億1151万バーツとなり、前年同期比で31.5%増だった。特に犬・猫用が39.1%増の714億7018万バーツと急伸。主要市場の米国や日本などで需要が高まっており、今後もさらに拡大が続くとみられている。12日付ターンセタキットなどが伝えた。
犬・猫用ペットフードの輸出先
国・地域別
◆米国=63.6%増の228億6411万バーツが最大
◆日本=6.2%増の87億6934万バーツ
◆イタリア=49.0%増の45億7236万バーツ
◆豪州=55.7%増の45億62万バーツ
◆マレーシア=13.9%増の38億1641万バーツ
◆フィリピン=20.5%増の30億8287万バーツ
◆ドイツ=2.2倍の27億6615万バーツ
◆英国=60.8%増の24億3479万バーツ
◆台湾=16.8%増の23億66万バーツ
◆インド=29.6%増の21億9492万バーツ――が続いた。
23年のペットフード輸出額は722億5004万バーツで、世界シェアは8.4%。国別の順位は、ドイツ(シェア13.1%)、米国(9.8%)、フランス(9.8%)に次ぐ4位だった。