【亜州ビジネス編集部】
「セブン―イレブン」を運営するコンビニエンスストア最大手CPオールは、2024年第3四半期末の店舗数が1万5053店に拡大したと発表した。同四半期に199店を新規出店し、節目の1万5000店を突破した。ここ数年、毎年700店の新規出店を目指しており、24年も700店の新規出店を計画する。
同社はタイで1989年にセブン―イレブンの出店を開始した。2020年にはカンボジアとラオスに出店する権利をセブン―イレブン・ジャパンから得ており、カンボジアでは21年8月末に1号店をオープン。ラオスでは23年9月上旬に出店を開始した。24年9月末の店舗数はカンボジアが98店、ラオスが9店で、さらに増やすことを計画する。
同社は24年の資本的支出(CAPEX)を120億~130億バーツに設定している。新規事業や配送センターなどへの投資に40億~41億バーツ、店舗の拡大に38億~40億バーツ、改装に29億~35億バーツ、IT(情報技術)システムなどに13億~14億バーツを投じる。