【亜州ビジネス編集部】
タイ大手財閥TCCグループ傘下で不動産開発を手掛けるシンガポールのフレイザーズ・プロパティーは18日、積水ハウスと組み、中心部のロバートソンキー地区で住宅と商業施設の複合開発事業を行うと発表した。348戸の高級住宅や、飲食店・娯楽施設用の店舗物件などを開発する。来年に着工し、2028年末までに完成させる。
両社が新設した合弁会社が開発を担う。出資比率はフレイザーズが51%、積水ハウスが49%。シンガポール川沿いの敷地3万664平方メートルを再開発し、うち2万6371平方メートルを住宅区画、4293平方メートルを商業区画とする。