【亜州ビジネス編集部】
エネルギー規制委員会(ERC)は27日、2025年1~4月の電気料金を1ユニット(キロワット時)当たり平均4.15バーツに引き下げることを決めた。前期(24年9~12月)の電気料金は平均4.18バーツで、0.7%の引き下げとなる。同日付ポストトゥデーなどが伝えた。
電気料金は燃料価格などに基づき4カ月ごとに算出される。ピラパン副首相兼エネルギー相は、企業や市民の負担を軽減するため、同委員会をはじめとする全ての関連機関に料金の見直しを要請し、今回の決定につながったと説明。引き下げに協力したタイ発電公団(EGAT)や国営石油PTTなどに謝意を示した。