【亜州ビジネス編集部】
産業資材メーカーのニッタ(本社:大阪市浪速区)は11月29日、東部ラヨーン県の子会社が既存工場の敷地内に第2工場を建設し、26日に完工記念の式典を行ったと発表した。投資額は1億4000万バーツ。ホース・チューブ製品事業の海外展開を推進する中期経営計画の一環として、自動車用などの生産体制を強化する。
新工場では次世代自動車用製品や、燃料用樹脂チューブ、排ガス浄化に使う尿素SCRシステム用樹脂チューブの生産設備を導入。また、ホース組立ラインや在庫エリアを拡充した。建屋面積は第1工場と同じ3600平方メートルで、計7200平方メートルに倍増。今年7月に稼働を開始した。
子会社のニッタコーポレーション(タイランド)(NCT)が操業する。同子会社は2015年設立。工場はアマタシティー・ラヨーン工業団地に立地する。