【亜州ビジネス編集部】
NTTデータは5日、ジョホール州でデータセンター(DC)を開発すると発表した。全6棟で構成し、総電力容量は290メガワット(MW)。うち1棟目(容量48MW)は2027年4月に稼働を開始する。「ハイパースケーラー」と呼ばれる大手クラウド事業などの需要を取り込む。
不動産開発会社トロピカーナとの間で今年半ばに土地購入契約を交わしており、ゲランパター地区の27万7000平方メートルを3億8300万リンギ(約130億円)で取得した。NTTデータは首都圏のサイバージャヤで6カ所のデータセンターを運営しており、今回の事業はマレーシアで7カ所目となる。同社によると、新設するデータセンターはアジア太平洋地域で最大規模になるという。