【亜州ビジネス編集部】
アパレル大手のワールドは、大手財閥サハ・グループと合弁を組み、タイでブランド古着店「ラグタグ」を展開すると発表した。現地の需要を捉えると共に、今後の他国への出店を見据えて事業基盤の早期確立を図る。
今月10日に合弁契約を交わした。今月中にも合弁会社のワールド・サハ(タイランド)を設立する。資本金は9000万バーツ。ワールドは49%を出資する。
ラグタグは中古のブランド服やかばん、靴などを取り扱う。タイでは今年3月から2カ月半にわたり、バンコク都心の大型商業施設に期間限定の店舗を設けて事業の可能性を探っていた。
ワールドとサハ・グループはタイで、2017年に設立した別の合弁会社を通じて、男性向けブランド「タケオキクチ」を出店している。