【亜州ビジネス編集部】
マレーシア自動車協会(MAA)が発表した2024年11月の国内新車販売台数は、前年同月比7.8%減の6万7532台だった。前年同月を下回るのは4カ月連続。前月比でも3.3%減少した。MAAは、年末キャンペーンを前に買い控える動きが強かったとしている。各紙が伝えた。
車種別では、乗用車が前年同月比6.2%減の6万2425台、商用車が23.5%減の5107台だった。
1~11月の販売台数は前年同期比1.4%増の73万1534台。乗用車は3.0%増の67万650台、商用車は17.0%減の6万884台だった。
一方、11月の生産台数は前年同月比10.1%減の6万927台となり、3カ月連続で減少。乗用車は9.6%減の5万6898台、商用車は16.2%減の4812台だった。1~11月の生産台数は2.4%増の72万5173台。乗用車は3.0%増の68万3262台、商用車は7.0%減の4万1911台だった。
なおMAAは11月半ば、24年の年間販売台数の予想を80万台へと引き上げた。7月時点では、下半期に失速して76万5000台にとどまるとみていた。