【亜州ビジネス編集部】
神鋼環境ソリューションは、カンボジアのプノンペンで同社が浄水設備を納入した浄水場が完成したと発表した。プノンペン水道公社(PPWSA)から受注したもので、処理能力は1日6000立方メートル。現地で増大する水需要への対応を可能にする。
16日に記念式典が行われた。日本政府の資金援助で建設された浄水場で、同社は設計・調達・製作・試運転指導を受注。「ASF設備」と呼ばれるろ過装置などを建設し、今年10月に完成させた。同公社の別の浄水場に神鋼環境が納入したASF設備が高く評価され、今回の採用につながったとしている。