【タイ】国民の6割、月1回は自販機利用=調査会社

【亜州ビジネス編集部】

調査会社マーケットバズが発表した自動販売機の利用動向調査で、国民の56%が1カ月に1回以上、自販機を利用していることが明らかになった。消費者のニーズを満たす利便性の良さなどから人気が高まっており、「今後は利用を増やす」との回答は58%に上った。ターンセタキットなどが伝えた。

調査は2024年10月2日~11月7日に実施し、全国977人の回答を集計した。いずれも複数回答で、購入する品目は「飲料」が92%と多く、「スナック菓子・食品」が34%で続いた。自販機の利用頻度は、「毎日」が13%、「毎週」が28%、「毎月」が15%。「利用しない」は44%だった。利用する理由は、「便利」が70%、「時間節約」が50%、「欲しい商品がある」が43%、「自販機を見つけやすい」が29%、「支払い方法が豊富」が27%だった。支払い方法は、「QR決済」が60%で最も多く、「現金」が54%、「電子マネー」が42%、「クレジットカード」が8%で続いた。

一方、利用しない理由は、「自販機が近くにない」が41%、「店舗で買い物するほうが好き」が29%、「商品の選択肢が少ない」が26%だった。また、回答者の28%が自販機の利用に不安を感じており、懸念事項は、「お金を吸い取られる恐れがある」が49%、「決済時に問題が発生する恐れがある」が46%、「商品の消費期限が近い恐れがある」が37%だった。


亜州ビジネスASEAN
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