【亜州ビジネス編集部】
運輸省陸運局の集計によると、2024年の電気自動車(EV、7人乗り以下の乗用車のみ集計)の国内新車登録台数は前年比10.2%減の6万7954台だった。ブランド別では、中国EV最大手の比亜迪(BYD)が2万6847台(11.9%減)でシェア39.5%の首位だった。
2位以下
◆中国・上海汽車の「MG」=8261台
◆中国・合衆新能源汽車の「ナタ汽車(NETA)」=7969台
◆中国・長安汽車=5888台
◆中国・広汽埃安新能源汽車(AION)=4127台
◆米テスラ=4120台
◆中国・長城汽車の「欧拉(オーラ)」=3231台
◆スウェーデンのボルボ=2558台
◆独BMW=1481台
◆中国・上汽通用五菱汽車(SGMW)=711台
◆韓国・起亜=473台――などが続いた。
モデル別ではBYDの小型ハッチバック「ドルフィン(海豚)」が1万3386台で最多。値引き攻勢で販売を伸ばした。
12月のEV新車登録台数は前年同月比43.8%減の5135台だった。前年割れは5カ月連続。
ブランド別
◆BYD=1446台
◆ナタ汽車=671台
◆MG=552台
◆長安汽車=544台
◆テスラ=347台
◆AION=344台
◆欧拉=313台
◆中国・奇瑞汽車(チェリー)の「ジェイクー」=159台
◆ボルボ=145台
◆ホンダ=132台――の順に多かった。
ホンダは全てスポーツ多目的車(SUV)「e:N1」だった。